春日井市議会 > 2015-06-19 >
06月19日-01号

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  1. 春日井市議会 2015-06-19
    06月19日-01号


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    平成27年  6月 定例会(第3回)              平成27年第3回          春日井市議会定例会会議録第1日-----------------------------------                      平成27年6月19日(金曜日)◯出席議員(32名)            1番  石飛厚治君            2番  伊藤杏奈君            3番  伊藤貴治君            4番  原田祐治君            5番  山田哲也君            6番  長谷和哉君            7番  末永 啓君            8番  長谷川達也君            9番  加藤貴章君           10番  村上慎二郎君           11番  梶田高由君           12番  田口佳子君           13番  浅野 登君           14番  鬼頭宏明君           15番  加納 満君           16番  安達佳代君           17番  田中千幸君           18番  佐々木圭祐君           19番  長縄典夫君           20番  長谷川則夫君           21番  小原 哉君           22番  熊野義樹君           23番  伊藤建治君           24番  高田敏亨君           25番  水谷忠成君           26番  丹羽一正君           27番  林 克巳君           28番  宮地 隆君           29番  友松孝雄君           30番  石原名子君           31番  堀尾龍二君           32番  内田 謙君-----------------------------------◯欠席議員(なし)-----------------------------------◯説明のため出席した者      市長        伊藤 太君      副市長       中村幹雄君      副市長       早川利久君      教育長       木股哲夫君      監査委員      林 昇平君      企画政策部長    前川 広君      総務部長      加藤達也君      財政部長      坂野 智君      市民生活部長    福慶達男君      文化スポーツ部長  伊藤和行君      健康福祉部長    宮澤勝弘君      青少年子ども部長  西澤 章君      環境部長      長江雅至君      産業部長      天野 敦君      まちづくり推進部長 熊木雄一君      建設部長      高井光則君      市民病院事務局長  大塚淳弘君      上下水道部長    小林敏夫君      会計管理者     加藤正紀君      消防長       青山 修君      教育部長      鈴木 満君      監査事務局長    梶田順一君-----------------------------------◯事務局職員出席者      事務局長      稲葉亮輔君      議事課長      冲中 浩君      議事課長補佐    林 一元君      議事担当主査    平岩正行君      主任        安田和志君-----------------------------------◯議事日程  平成27年第3回春日井市議会定例会(第1号)                       開会 6月19日 午前10時  日程第1 会議録署名議員指名  日程第2 会期決定  日程第3 諸般報告       1 参与職氏名報告       2 委員会審査経過及び結果報告  日程第4 請願第1号+         ~  |委員会付託       請願第3号+  日程第5 第55号議案+         ~  |提案理由説明       第65号議案+       報告第2号+         ~  |報告       報告第15号+-----------------------------------◯本日の会議に付した事件  1 会議録署名議員指名  2 会期決定  3 諸般報告    1 参与職氏名報告    2 委員会審査経過及び結果報告  4 請願第1号 精神障害者医療費助成に関する請願書  5 請願第2号 日本軍「慰安婦」問題に対して,政府に誠実な対応を求める請願書  6 請願第3号 安全保障法案の今国会での成立に反対する請願書  7 第55号議案 平成27年度春日井市一般会計補正予算(第1号)  8 第56号議案 春日井市情報公開条例の一部を改正する条例について  9 第57号議案 春日井市市税条例の一部を改正する条例について  10 第58号議案 春日井市私立幼稚園就園奨励費の補助に関する条例の一部を改正する条例について  11 第59号議案 新藤山台小学校外構工事請負契約について  12 第60号議案 細木公園雨水調整池築造工事請負契約について  13 第61号議案 市営下原住宅建替工事(建築)の請負契約について  14 第62号議案 市営下原住宅建替工事(機械)の請負契約について  15 第63号議案 消防自動車の取得について  16 第64号議案 救急自動車の取得について  17 第65号議案 損害賠償の額の決定について  18 報告第2号 平成26年度春日井市一般会計継続費の繰越しについて  19 報告第3号 平成26年度春日井市一般会計繰越明許費の繰越しについて  20 報告第4号 平成26年度春日井市松河戸土地区画整理事業特別会計繰越明許費の繰越しについて  21 報告第5号 平成26年度春日井市一般会計予算の事故繰越しについて  22 報告第6号 平成26年度春日井市松河戸土地区画整理事業特別会計予算の事故繰越しについて  23 報告第7号 平成26年度春日井市水道事業会計継続費の繰越しについて  24 報告第8号 平成26年度春日井市水道事業会計予算の繰越しについて  25 報告第9号 損害賠償の額の決定に関する専決処分について  26 報告第10号 平成27年度春日井市土地開発公社経営状況について  27 報告第11号 平成27年度公益財団法人かすがい市民文化財団経営状況について  28 報告第12号 平成27年度公益財団法人春日井市スポーツ・ふれあい財団の経営状況について  29 報告第13号 平成27年度公益財団法人春日井健康管理事業団経営状況について  30 報告第14号 平成27年度公益財団法人春日井食育推進給食会経営状況について  31 報告第15号 平成27年度勝川開発株式会社経営状況について                    午前10時 開会 ○議長(水谷忠成君) これより平成27年第3回春日井市議会定例会を開会いたします。 開会に当たり,市長から発言の申し出がありますので,これを許します。市長 伊藤 太君。     〔市長 伊藤 太君 登壇〕 ◎市長(伊藤太君) おはようございます。 平成27年第3回春日井市議会定例会の開会に当たりまして,御挨拶を申し上げます。 本定例会におきましては,平成27年度一般会計補正予算並びに諸議案を御提案申し上げております。 補正予算では,一般会計におきまして,地方創生の交付金を活用して実施する地域ブランド活性化事業などについて,補正予算をお願いするものでございます。 条例関係では,情報公開条例の一部を改正する条例や市税条例の一部を改正する条例など3議案を提案いたしております。 また,一般議案では,新藤山台小学校外構工事請負契約議案など7議案を提案しております。 さて,先日,国から2014年の合計特殊出生率が発表されました。依然として低い水準となっており,今後の一層の少子化が懸念されるところであります。こうした中,本市の出生数は3,000人前後で推移しており,人口もわずかながらふえておりますが,将来的な人口の減少に今のうちから備えることが重要であると考えております。 今後も本市の魅力を一層高め,選ばれる自治体を目指し,市政運営に取り組んでまいりますので,議員の皆様の御理解と御協力を賜りますようお願い申し上げまして,御挨拶といたします。 ○議長(水谷忠成君) 続いて,本定例会に先立ち,議会運営委員会の開催を願っておりますので,議会運営委員長から委員会の結果の報告を求めます。27番 林 克巳君。     〔27番 林 克巳君 登壇〕 ◆議会運営委員長(林克巳君) おはようございます。 議会運営委員会は,去る5月15日及び6月12日に開催いたしましたので,その結果について一括して御報告申し上げます。 事件といたしましては,平成27年第3回春日井市議会定例会議事運営についてであります。 まず,会期につきましては,本日6月19日から7月6日までの18日間といたしました。会期中の各日程につきましては,お手元に配付の日程のとおりでありますので,よろしくお願い申し上げます。 次に,本定例会に付議されます議案は,補正予算1件,条例3件,一般議案7件及び報告14件の25件であります。これに伴います各議事日程議案付託委員会委員会開催日程等がそれぞれ了承されました。 次に,請願第1号につきましては,厚生委員会に,請願第2号及び第3号につきましては,総務委員会にそれぞれ付託することにいたしました。 次に,春日井市議会申合せ・要綱・要領集について協議をいたしました結果,これを運用することで了承されましたので,よろしくお願い申し上げます。 以上,議会運営委員会の結果について御報告申し上げました。何とぞ御了承賜りますよう,よろしくお願い申し上げます。 ○議長(水谷忠成君) 委員長の報告に対し,質疑がありましたら発言を許します。(「なし」と呼ぶ者あり)これをもって質疑を終結し,議会運営委員長の報告を終わります。 それでは,本定例会の運営につきましては,ただいまの議会運営委員長の報告のとおり議事を進めてまいりますので,よろしく御協力をお願いいたします。----------------------------------- ○議長(水谷忠成君) これより本日の会議を開きます。 日程第1 会議録署名議員の指名を行います。 会議録署名議員には,会議規則第80条の規定により,2番 伊藤杏奈君,18番 佐々木圭祐君を指名いたします。----------------------------------- ○議長(水谷忠成君) 日程第2 会期の決定を議題といたします。 お諮りいたします。 本定例会の会期は,本日から7月6日までの18日間といたしたいと思います。これに御異議ありませんか。     〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕 ○議長(水谷忠成君) 御異議なしと認めます。よって,会期は本日から7月6日までの18日間と決定いたしました。 お諮りいたします。 議事の都合により,6月22日,30日及び7月3日については休会といたしたいと思います。これに御異議ありませんか。     〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕 ○議長(水谷忠成君) 御異議なしと認めます。よって,この3日間については,これを休会とすることに決しました。----------------------------------- ○議長(水谷忠成君) 日程第3 諸般の報告を行います。 参与職氏名の報告につきましては,お手元に配付の名簿のとおりでありますので,よろしくお願いいたします。 次に,委員会の審査経過及び結果の報告を求めます。 総務委員長の報告を求めます。8番 長谷川達也君。     〔8番 長谷川達也君 登壇〕 ◆総務委員長長谷川達也君) 総務委員会は,去る6月3日午前9時より全員協議会室において,委員全員出席のもと開催いたしましたので,その審査の経過と結果について御報告申し上げます。 事件といたしましては,報告事項1,藤山台中学校区旧小学校施設の活用のための基本方針(案)についての1件であります。 まず,当局より報告があり,平成28年4月に新藤山台小学校が開校されるのに伴い,余剰施設となる旧藤山台東小学校及び西藤山台小学校の東西両施設の有効活用を図るため,平成27年1月から検討を重ねてきた藤山台中学校区旧小学校施設活用検討懇談会からの提案をもとに,基本方針を定め,推進するものです。 既存施設有効活用まちづくりの拠点の形成,協働の仕組みの構築,多様なニーズの反映,計画的な整備の誘導の5つを基本理念とします。 東施設については,子育て世代,高齢者などの多様なニーズに対応したコミュニティサービスを提供する拠点とし,また,センター地区と近接しており,東施設を初め中学校・高校,隣接する公園,調理場の跡地を含め,ニュータウンにおける「まなびと交流のセンター」と位置づけます。 西施設については,主要な道路に近接しており,商業・飲食等の生活利便施設の誘導が可能であることから,民間活力による整備を慎重に把握し,住環境の保全に十分配慮しつつ,ニュータウン全体のまちづくりに寄与する方向で土地の有効利用を図ります。 新藤山台小学校との連携については,新小学校において地域連携支援室を設置することから,新小学校が中学校区のコミュニティ形成の拠点となり,ニュータウン全体のサービス拠点と位置づける東施設との間で連携を図ります。 また,市民ニーズが高い運動場・体育館については,新小学校を含めて現行と同水準の規模を確保し,災害時の避難場所の確保についても,新小学校,東西両施設を含めて,地域全体として必要な空間・機能の確保を図ってまいります。 その他,東西両施設における導入すべき機能や用途,また施設・事業の運営についての具体的な検討事項や今後の進め方等についての報告を受けた後,質疑に入りました。 その質疑の主なものを要約して御報告申し上げます。 委員より,地域住民への周知について,具体的に今後どのように進められるのかとの問いに対し,当局より,現在のところ,地域に職員が出向き,基本方針の内容を説明することで周知を図りますとの答弁がありました。 委員より,春日井市全体の問題として捉えて,外部からの人口増をもたらすような視点が必要だと思うが,基本理念にある「まちづくりに寄与する場合」とは,どのような考え方かとの問いに対し,当局より,ニュータウン及びその周辺の住民にとって,これからニュータウンに住むことへの魅力や利便性を感じる施設などが誘導可能な場合と考えますとの答弁がありました。 委員より,東施設の子育て世帯・高齢者・障がい者などへの地域による包括的な支援の場とはどのような機能と効果を目指しているのかとの問いに対し,当局より,生活の中で必要とする多様な支援ニーズに応えるため,相談機能,支援ニーズに合った施設や団体等を紹介する機能などの仕組みにより,誰もが快適に過ごせる場づくりを目指しますとの答弁がありました。 委員より,運動場と体育館の開放については,現行と同水準の規模を確保するとなっていますが,現行水準というのはどこを基点に見るのかとの問いに対し,当局より,運動場と体育館の開放は,現在の藤山台小学校西藤山台小学校の2校で実施しており,それを意味していますとの答弁がありました。 委員より,保育園の移設について,区域内への自動車交通の進入を可能な限り避けるという意味で検討が必要ではないかとの問いに対し,当局より,保育園の移設に当たっては,交通安全への配慮も検討事項の一つとして考えていきますとの答弁がありました。 委員より,東施設と東部市民センターの連絡について,それなりの距離があり,また自動車の流入抑制という観点から,ペデストリアンデッキの整備構想以外に連絡バス等についての検討はとの問いに対し,当局より,高蔵寺ニュータウン地区の交通につきましては,高蔵寺ニュータウン未来プラン策定の中の重要な事項の一つとして考えており,その中で検討してまいりますとの答弁がありました。 その他若干の質疑がありましたが,これを省略させていただきます。 午前9時28分,報告事項1件の報告を受け,総務委員会を閉会いたしました。 以上,総務委員会の審査の経過と結果について御報告申し上げました。何とぞ御了承賜りますようよろしくお願い申し上げます。 ○議長(水谷忠成君) 委員長の報告に対し,質疑がありましたら発言を許します。(「なし」と呼ぶ者あり)これをもって質疑を終結し,総務委員長の報告を終わります。 以上をもって委員会の審査経過及び結果の報告を終わります。----------------------------------- ○議長(水谷忠成君) 日程第4 請願については,3件提出になっております。お手元に配付の付託表のとおり,それぞれの委員会に付託いたします。----------------------------------- ○議長(水谷忠成君) 日程第5 第55号議案から第65号議案まで並びに報告第2号から報告第15号までの25件を一括議題といたします。 順次提案理由の説明を求めます。財政部長 坂野 智君。     〔財政部長 坂野 智君 登壇〕 ◎財政部長(坂野智君) ただいま上程されました議案及び報告のうち,財政部が所管いたします第55号議案,第57号議案,報告第2号,報告第3号,報告第5号,報告第9号及び報告第10号について御説明申し上げます。 初めに,議案目次〔Ⅰ〕の1ページをお願いいたします。 第55号議案 平成27年度春日井市一般会計補正予算(第1号)についてでございます。 本補正予算は,歳入歳出予算の総額に歳入歳出それぞれ2,963万1,000円を追加し,歳入歳出予算の総額を歳入歳出それぞれ955億8,963万1,000円とするもので,歳入歳出予算の補正の款・項の区分及び当該区分ごとの金額並びに補正後の歳入歳出予算の金額は,2ページの第1表歳入歳出予算補正のとおりでございます。 それでは,補正予算の内容について御説明いたしますので,別冊の補正予算説明書の5ページ,6ページをお願いいたします。あわせまして,附属資料の7ページを御参照ください。 まず,歳出から御説明いたします。 2款総務費,1項総務管理費,7目企画費の地域ブランド活性化事業の1,281万8,000円は,本年度も地方創生先行型交付金を活用し,本市の地域ブランドの確立と新たな魅力や価値の創出,市内外に向けた戦略的なPRを実施するための経費として計上するものでございます。 10款教育費,1項教育総務費,2目事務局費の1,246万2,000円は,今議会に提出しております私立幼稚園就園奨励費の補助に関する条例改正に伴う経費を追加補正するものであり,4項社会教育費,9目社会体育施設費は,平成23年の白山運動広場における施設事故に対する損害賠償金435万1,000円を計上するものでございます。 なお,この件につきましては,今議会に一般議案として損害賠償の額の決定についてを提出しております。 次に,歳入について御説明いたします。 3ページ,4ページをお開きください。 15款国庫支出金,2項国庫補助金,1目総務費国庫補助金は,地域ブランド活性化事業の財源として地方創生先行型交付金1,281万8,000円を,6目教育費国庫補助金は,私立幼稚園就園奨励費補助の財源として290万8,000円を計上するものでございます。 また,19款1項繰入金,1目基金繰入金は,財政調整基金からの繰入金928万7,000円をこの補正に必要な財源として計上するものであり,21款諸収入,5項3目雑入は,白山運動広場における施設事故に係る事故賠償共済金収入461万8,000円を計上するものでございます。 以上,第55号議案について御説明いたしました。 続きまして,議案目次〔Ⅰ〕の8ページをお願いいたします。あわせまして,附属資料の4ページを御参照ください。 第57号議案 春日井市市税条例の一部を改正する条例についてを御説明申し上げます。 本案は,地方税法の一部改正等に伴い,春日井市市税条例の一部を改正するものでございます。 それでは,改正条文により御説明いたしますので,議案書の9ページをお願いいたします。なお,改正条文には,地方税法の改正等に伴い,条文の整理をするだけのものなどもございますので,その説明は省略させていただきます。 初めに,第2条の改正は,行政手続における特定の個人を識別するための番号の利用等に関する法律,いわゆるマイナンバー法の制定に伴い,規定を整備するものでございます。 第25条の改正は,地方税法の改正に伴い,引用条文の規定を整備するものでございます。 第31条は,個人の市民税に係る所得割の課税標準を定めるものですが,ただし書きにより,所得税法の一部改正により新たに設けられた譲渡所得等の特例については,個人の市民税には適用しないこととするものでございます。 第34条の3の3の改正は,地方税法の改正に伴い,引用条文の規定を整備するものでございます。 第58条の2,第58条の3,第66条の2,10ページに移りまして,第66条の3の改正は,マイナンバー法の制定に伴い,固定資産税に係る申出書等に記載する事項として個人番号または法人番号を追加するものでございます。 第80条,第81条及び第125条の3は,軽自動車税及び特別土地保有税の減免について規定するものですが,減免の申請期限を納期限前7日までから納期限までに改めるとともに,減免に係る申請書に記載する事項として,マイナンバー法に規定する個人番号または法人番号を追加するものでございます。 第133条の改正は,地方税法の改正に伴い,引用条文の規定を整備するものでございます。 附則第7条の3の2は,個人の市民税の住宅借入金等特別税額控除措置を規定するものですが,対象となる家屋の居住年の期限を現行の平成29年までから平成31年までに改め,措置を継続するものでございます。 附則第10条の2は,固定資産税課税標準等について特例として乗ずる割合を規定するものですが,第8項を追加し,サービス付き高齢者向け貸家住宅に係る固定資産税について,税額の減額割合を3分の2とするものでございます。 なお,改正前は地方税法において3分の2の減額措置が規定されていたため,実質的には減額措置を継続するものでございます。 附則第10条の3,11ページに移りまして,附則第13条の4は,固定資産税に係る減額等を定めるものですが,その適用を受けようとする際に提出する申告書等に記載する事項として,マイナンバー法に規定する個人番号及び法人番号を追加するものでございます。 附則第16条の2の改正は,旧3級品の紙巻きたばこに係る市たばこ税の税率の特例を廃止するものでございます。 附則第25条の改正は,字句の整理をするものでございます。 続きまして,本条例の附則の御説明をいたします。 附則第1条は,この条例の施行日を平成28年1月1日とするものでございます。 ただし,個人の市民税の住宅借入金等特別税額控除措置の継続及びサービス付き高齢者向け貸家住宅に係る固定資産税減額措置等については公布日を,軽自動車税及び特別土地保有税減免申請期限の延長及び旧3級品の紙巻きたばこに係る市たばこ税の税率の特例の廃止等については,平成28年4月1日を施行日とするものでございます。 附則第2条は,個人の市民税に関する経過措置について,第3条は,法人の市民税に関する経過措置について,12ページに移りまして,第4条は,固定資産税に関する経過措置について,第5条は,軽自動車税に関する経過措置について,それぞれ規定を定めるものでございます。 続きまして,13ページから20ページにかけての第6条は,市たばこ税に関する経過措置を定めるものですが,主な内容としましては,旧3級品の紙巻きたばこに係る税率について,平成28年4月1日から平成31年3月31日まで,1年ごとに段階的に引き上げを行うことや,税率引き上げ時点における手持ち品課税等の規定を定めるものでございます。 第7条は,特別土地保有税に関する経過措置について規定を定めるものでございます。 以上,第57号議案について御説明いたしました。 続きまして,議案目次〔Ⅰ〕の31ページをお願いいたします。あわせまして,附属資料8ページを御参照ください。 報告第2号 平成26年度春日井市一般会計継続費の繰越しについて御説明をいたします。 この報告は,地方自治法施行令第145条第1項の規定により,継続費を設定しております事業について報告するものでございます。 繰り越しの内容につきましては,32ページ,33ページの継続費繰越計算書により御説明いたします。 4款衛生費の一般廃棄物最終処分場整備につきましては,平成26年度から28年度までの3年間の継続事業として総額48億5,000万円の予算を,10款教育費の新藤山台小学校新設整備につきましては,平成26年度から27年度までの2カ年の継続事業として総額29億9,000万円の予算を設定しておりますが,それぞれ33ページの翌年度逓次繰越額に記載の額を繰り越したものでございます。 以上,報告第2号について御説明いたしました。 続きまして,議案目次〔Ⅰ〕の35ページをお願いいたします。あわせまして,附属資料は8ページを御参照ください。 報告第3号 平成26年度春日井市一般会計繰越明許費の繰越しについてを御説明いたします。 この報告は,地方自治法施行令第146条第2項の規定により,繰越明許費を設定しました事業について報告するものでございます。 繰り越しの内容につきましては,36ページから39ページまでの繰越明許費繰越計算書により御説明いたします。 36,37ページの2款総務費の高蔵寺ニュータウンまちづくり推進と人口ビジョン策定,3款民生費の非常時乳幼児用品備蓄は,本年3月の第1回定例会で御承認いただいたもので,4款衛生費の健康管理センター解体工事は,昨年12月の第5回定例会で,6款農林水産業費の新型市民農園基本計画策定と7款商工費のプレミアム付商品券・建設券発行事業及び中小企業販路拡大支援事業は,本年3月の第1回定例会で御承認いただいたものです。 次の定光寺駐車場解体工事は昨年9月の第4回定例会で,また,8款土木費の幹線道路整備は本年3月の第1回定例会で,阿原跨線道路橋改修実施設計と,次ページの天王橋改築工事,上野跨道橋耐震補強工事は,昨年12月の第5回定例会で御承認いただいており,次の東山第1排水路整備は本年3月の第1回定例会で,高座線道路築造工事は昨年12月の第5回定例会で,高座線道路築造工事(その2)と高座線橋りょう整備は本年3月の第1回定例会で,それぞれ繰越明許費の設定について御承認をいただいたものでございます。 以上,16件について表中央の翌年度繰越額に記載の額を繰り越したものでございます。 以上,報告第3号について御説明いたしました。 続きまして,議案目次〔Ⅰ〕の45ページをお願いいたします。あわせまして,附属資料の9ページを御参照ください。 報告第5号 平成26年度春日井市一般会計予算の事故繰越しについて御説明を申し上げます。 この報告は,地方自治法施行令第150条第3項において準用する第146条第2項の規定により,事故繰越しの事業について報告するものでございます。 繰り越しの内容につきましては,46ページ,47ページの事故繰越し繰越計算書により御説明いたします。 8款土木費の市道1450号線道路整備工事は,地元との調整及び電柱移設に時間を要したことにより,市道4084号線外1路線道路整備工事は,埋設されている水道管,ガス管の移設に時間を要したことにより,それぞれ年度内に工事が完了できなかったため,47ページの翌年度繰越額に記載の額を繰り越したものでございます。 以上,報告第5号について御説明いたしました。 続きまして,議案目次〔Ⅰ〕の60ページをお願いいたします。あわせまして,附属資料は11ページを御参照ください。 報告第9号 損害賠償の額の決定に関する専決処分についてを御説明いたします。 この報告は,地方自治法第180条第1項の規定により,損害賠償の額の決定について専決処分しましたので,同条第2項の規定により,これを報告するものでございます。 平成26年度中の損害賠償の件数は33件,その内訳といたしましては,自動車事故が17件,施設事故が9件,道路事故が7件で,賠償金の総額は629万3,682円でございます。 平成25年度と比較いたしますと,賠償件数では5件,賠償額では160万8,827円増加しております。 事故の概要,賠償額,専決年月日につきましては,61ページ,62ページの表のとおりでございます。 今後,より一層の注意を払い,事故防止に努めてまいりますのでよろしくお願いいたします。 以上,報告第9号について御説明いたしました。 続きまして,議案目次〔Ⅱ〕の1ページをお願いいたします。 報告第10号 平成27年度春日井市土地開発公社経営状況についてを御説明いたします。 この報告は,地方自治法第243条の3第2項の規定により,平成27年度春日井市土地開発公社経営状況について報告するものでございます。 2ページをお願いいたします。 平成27年度の事業計画では,買い取り申し出のあった土地について,公有地の拡大の推進に関する法律に基づき取得するもので,1の都市基盤施設等公共用地取得事業として,面積1,000平方メートルを予定するものでございます。 3ページをお願いいたします。 次に,収支予算について御説明いたします。 1の収益的収入及び支出は,収入,支出とも合計19億2,453万円を予定し,収入としましては,事業収益が19億2,452万円で,その内訳は,保有土地の売却による公有地取得事業収益として13億9,052万円,補助金等収益として4億9,500万円,土地の貸し付け等による附帯等事業収益として3,900万円,また事業外収益の受取利息の1万円を計上しております。 支出につきましては,公有地を取得する事業原価といたしまして19億1,000万円,販売費及び一般管理費として1,453万円を計上しております。 4ページをお願いいたします。 2の資本的収入及び支出は,収入が93億3,900万円,支出が112億4,900万円となっております。 支出につきましては,公有地取得事業費は,事業計画で申し上げました用地取得費,支払利息などで2億7,800万円,長期借入金償還金として109億7,100万円,合計112億4,900万円を計上しております。 収入につきましては,公有地の取得及び借りかえに必要な長期借入金として92億8,400万円,春日井市からの利息補填としての前受金が5,500万円,合計93億3,900万円を計上しております。 なお,表の欄外に記載のとおり,資本的収入額が資本的支出額に対して不足する額19億1,000万円は,当年度分損益勘定留保資金である公有地取得事業原価で補填するものとしております。 次の3,資金収支は,収益的収入支出及び資本的収入支出にそれぞれ重複する額を除いた資金収支をあらわしており,受入資金,支払資金ともに112億6,353万円となっております。 以上,財政部が所管いたします第55号議案,第57号議案,報告第2号,報告第3号,報告第5号,報告第9号及び報告第10号について御説明申し上げました。何とぞよろしく御審議賜りますようお願いいたします。 ○議長(水谷忠成君) 総務部長 加藤達也君。     〔総務部長 加藤達也君 登壇〕 ◎総務部長(加藤達也君) それでは,総務部が所管いたします第56号議案について御説明いたします。 議案目次〔Ⅰ〕の3ページをお願いいたします。あわせまして,附属資料の3ページを御参照ください。 第56号議案 春日井市情報公開条例の一部を改正する条例についてでございます。 本案は,公文書の開示請求件数の増加に伴い,情報公開事務に係る行政コストが増大していることから,情報公開制度を利用して受益を受ける者と,そうでない者との費用負担の適正化を図るため,公文書の開示に関し,新たに手数料を徴収する規定を整備するものでございます。 内容につきましては,4ページをお願いいたします。 第17条は,現在,公文書の写しの交付を受ける場合の費用負担について規定しておりますが,これを改め,公文書の開示に係る手数料の納付義務等について規定するものでございます。 まず,第1項として,公文書の開示を受けるものは,別表に定める額の手数料を納付しなければならないこととするものでございます。 第2項は,現行の第1項に定めております郵送等による送付に要する費用の負担について定め,第3項は,これらの費用の納付期限を開示実施前の市長が指定する日までと定めるものでございます。 また,第4項は手数料の還付について,第5項は手数料の減免について,それぞれ規定するものでございます。 5ページをお願いいたします。 別表として,公文書の種別,開示の実施の方法ごとに開示手数料を定めております。文書・図画につきましては,閲覧100枚までは一律100円とし,100枚を超える場合は,超える枚数1枚につき5円を加算するものでございます。マイクロフィルム,写真フィルムにつきましても,用紙に印刷したものの閲覧100枚までは一律100円とし,100枚を超える場合は,超える枚数1枚につき5円を加算するものでございます。録音テープまたは録音ディスク,ビデオテープまたはビデオディスクにつきましては,専用機器により再生したものの聴取,視聴,1巻または1枚につき100円とするものでございます。 6ページにかけての電磁的記録につきましては,用紙に出力したものの閲覧100枚までは一律100円とし,100枚を超える場合は,超える枚数1枚につき5円を加算するとともに,専用機器により再生したものの聴取,視聴,1ファイルにつき100円とするものでございます。 また,用紙の枚数の積算につきましては,同一の開示請求者が月の初日から末日までの間に全ての実施機関に対して行った開示請求に係る枚数を合算し,計算するものでございます。 なお,それぞれの種別について印刷物などを交付する場合は,実費相当分を手数料として加算するものでございます。 7ページをお願いいたします。 附則第1項は,この条例の施行日を平成27年8月1日とするものでございます。 附則第2項は,適用日について定めるもので,改正後の条例の規定は,施行日以後に行われた公文書の開示請求について適用し,施行日前に行われた公文書の開示請求については,従前の例によるとするものでございます。 以上,総務部が所管いたします第56号議案について御説明申し上げました。よろしく御審議賜りますようお願い申し上げます。 ○議長(水谷忠成君) 教育部長 鈴木 満君。     〔教育部長 鈴木 満君 登壇〕 ◎教育部長(鈴木満君) それでは,教育委員会が所管いたします第58号議案,第59号議案及び報告第14号について御説明申し上げます。 議案目次〔Ⅰ〕の21ページをお願いいたします。あわせまして,附属資料の4ページを御参照ください。 初めに,第58号議案 春日井市私立幼稚園就園奨励費の補助に関する条例の一部を改正する条例について御説明申し上げます。 本案は,私立幼稚園に在園する幼児の保護者の経済的負担を軽減するため,国が幼稚園就園奨励費補助を変更したことに伴い,補助金の額を引き上げるものでございます。 それでは,改正内容について御説明申し上げます。 22ページをお願いいたします。 別表では,保護者の所得状況等に応じた補助金の額を定めておりますが,別表第1は小学校1年生から3年生までの子が同一世帯にいない場合でございまして,市民税の所得割が非課税となる世帯の第1子について19万9,200円を27万2,000円に,第2子について25万3,000円を29万円に改めるものでございます。 別表第2は,小学校1年生から3年生までの子が同一世帯にいる場合について定めておりますが,市民税の所得割が非課税となる世帯の第2子について,25万3,000円を29万円に改めるものでございます。 附則の第1項につきましては,この条例の施行日を公布の日とするもので,第2項は改正後の条例の規定を平成27年度以後の年度分の補助金から適用することとするものでございます。 次に,第59号議案について御説明申し上げます。 23ページをお願いいたします。あわせまして,附属資料の5ページを御参照ください。 第59号議案 新藤山台小学校外構工事請負契約についてでございます。 本案は,新藤山台小学校外構工事請負契約を締結するに当たり,春日井市議会の議決に付すべき契約及び財産の取得又は処分に関する条例第2条の規定に基づき,議会の議決をお願いするものでございます。 工事名は新藤山台小学校外構工事,契約金額は2億2,464万円,契約の相手方は春日井市鳥居松町4丁目32番地 株式会社松浦組,工事内容は土木工事一式でございます。 続きまして,報告第14号について御説明申し上げます。 議案目次〔Ⅱ〕の30ページをお願いいたします。 報告第14号 平成27年度公益財団法人春日井食育推進給食会経営状況についてでございます。 本報告は,地方自治法第243条の3第2項の規定により,平成27年度の事業計画及び収支予算について御報告申し上げるものでございます。 初めに,事業計画について御説明申し上げます。 31ページをお願いいたします。 1の食育に関する普及・啓発事業につきましては,発育・成長に応じた望ましい食習慣を形成するため,学校給食等を題材として食に関する情報を記載したリーフレットの作成や,ホームページで給食に関する情報と魅力の視覚的な発信を行うものでございます。 次に,2の給食を機会とした食育の推進事業でございますが,学校・保育園給食では,食育といたしまして,地産地消の推進や郷土料理の献立,食生活の衛生教育などを実施してまいります。 32ページをお願いします。 給食の調理につきましては,小学校及び中学校が190日,保育園は294日の実施を予定しております。 次の給食作文コンテストにつきましては,給食の思い出を振り返り,みずからの体験をつづった作品を募集するものであり,夏休み親子料理教室は,栄養士が講師となり,公民館等で給食献立を調理するものでございます。 シェフによる味覚の授業は,ホテルプラザ勝川のシェフが五味五感を生かした授業を行い,給食料理教室では,郷土料理や行事食等を取り入れた学校給食の献立や調理方法を学ぶ機会を提供するものでございます。 なかよし給食試食会では,親子が保育園で試食を行い,学ぶ地産地消では,地元で生産された食材を学校給食に使用し,給食レストランは,児童生徒に人気の高い献立をゴールデンウイークに少年自然の家で提供するものでございます。 33ページをお願いいたします。 記載の3事業につきましては,学校給食における食育の拠点である東部調理場において新たに実施する事業でございます。東部調理場体験ツアーは,学校給食の調理体験や調理現場の見学を行うものであり,食育講演会では,食に関する知識や判断力を養う講演会を開催し,調理場探検隊は,児童が調理機器の実物を使って調理の疑似体験をするものでございます。 34ページをお願いいたします。 平成27年度収支予算書について御説明申し上げます。 Ⅰ事業活動収支の部,1の事業活動収入,(1)基本財産運用収入の4,000円は,基本財産の利息収入であり,(2)特定資産運用収入の2万2,000円は,退職給付引当資産の利息収入でございます。(3)事業収入の89万円は,食育推進事業での参加費等83万円と,ホームページのバナー広告掲載料6万円でございます。(4)の補助金等収入は総額で21億9,601万円ですが,このうち食育推進給食会運営のための春日井市補助金は7億30万円,学校給食事業受託金は13億7,633万6,000円,保育園給食事業受託金は1億1,937万4,000円でございます。また,(5)の雑収入37万1,000円は,普通預金の利息1,000円と,食料油の廃油売り渡し代金37万円の雑収入でございます。 以上により,事業活動収入計は21億9,729万7,000円となっております。 35ページをお願いいたします。 2事業活動支出,(1)事業費支出につきましては,総額で21億2,818万4,000円ですが,このうち学校給食事業の18億9,010万6,000円及び保育園給食事業の2億3,412万9,000円は,それぞれ給食の食材料費,調理員等の人件費などでございます。また,食育推進事業394万9,000円は,夏休み親子料理教室等の事業費であり,(2)の管理費支出5,632万3,000円は,事務局職員の人件費,給与システム等の借り上げ料などでございます。 以上により,事業活動支出計は21億8,450万7,000円となり,前年度より7,389万8,000円の増額となっておりますが,学校給食費の改定に伴う食材料費の増加が主な理由でございます。 事業活動収支差額は,事業活動収入計から事業活動支出計を差し引いたもので,1,279万円でございます。 次に,Ⅱ投資活動収支の部,1投資活動支出,(1)特定資産取得支出の1,279万円は,職員の退職手当を積み立てる退職給付引当資産を計上するもので,投資活動支出計は1,279万円でございます。 投資活動収支差額につきましては,投資活動収入がないことからマイナス1,279万円となり,事業活動収支差額と投資活動収支差額を合わせた当期収支差額はゼロでございます。また,前期繰越収支差額はございませんので,次期繰越収支差額もゼロとなっております。 以上,教育委員会が所管いたします第58号議案,第59号議案及び報告第14号について御説明申し上げました。よろしく御審議賜りますようお願い申し上げます。
    ○議長(水谷忠成君) 建設部長 高井光則君。     〔建設部長 高井光則君 登壇〕 ◎建設部長(高井光則君) 建設部が所管いたします第60号議案,第61号議案及び第62号議案について御説明申し上げます。 議案目次〔Ⅰ〕の24ページをお願いいたします。 本案は,細木公園雨水調整池築造工事の工事請負契約を締結するに当たり,春日井市議会の議決に付すべき契約及び財産の取得又は処分に関する条例第2条の規定に基づき,議会の議決をお願いするものでございます。 工事名は,細木公園雨水調整池築造工事。 契約金額は,5億1,300万円。 契約の相手方は,秋吉・成田特定建設工事共同企業体。代表者は春日井市穴橋町字山本1488番地,株式会社秋吉組。構成員は春日井市八田町7丁目3番地1,株式会社成田組でございます。 工事内容は,細木公園に貯留量7,380立方メートルの地下式の雨水調整池を築造するものでございます。 続きまして,25ページをお願いいたします。 第61号議案 市営下原住宅建替工事(建築)の請負契約についてでございます。 本案は,市営下原住宅建替工事(建築)の工事請負契約を締結するに当たり,春日井市議会の議決に付すべき契約及び財産の取得又は処分に関する条例第2条の規定に基づき,議会の議決をお願いするものでございます。 工事名は,市営下原住宅建替工事(建築)。 契約金額は,13億9,320万円。 契約の相手方は,丸彦渡辺・協和特定建設工事共同企業体。代表者は春日井市鳥居松町4丁目65番地,丸彦渡辺建設株式会社名古屋支店。構成員は春日井市大和通2丁目41番地1,株式会社協和コーポレーションでございます。 工事内容は,建物規模・構造といたしまして,鉄筋コンクリート造地下1階,地上6階建て,建築面積1,128.25平方メートル,延べ面積5,221.37平方メートルでございます。 続きまして,26ページをお願いいたします。 第62号議案 市営下原住宅建替工事(機械)の請負契約についてでございます。 本案は,市営下原住宅建替工事(機械)の工事請負契約を締結するに当たり,春日井市議会の議決に付すべき契約及び財産の取得又は処分に関する条例第2条の規定に基づき,議会の議決をお願いするものでございます。 工事名は,市営下原住宅建替工事(機械)。 契約金額は,2億952万円。 契約の相手方は,丸水・本間特定建設工事共同企業体。代表者は春日井市鳥居松町7丁目53番地,丸水設備株式会社。構成員は春日井市妙慶町2丁目119番地,株式会社本間工業でございます。 工事内容は,機械設備一式でございます。 以上,建設部が所管いたします第60号議案から第62号議案までの3議案につきまして御説明申し上げました。よろしく御審議賜りますようお願い申し上げます。 ○議長(水谷忠成君) 消防長 青山 修君。     〔消防長 青山 修君 登壇〕 ◎消防長(青山修君) それでは,消防本部が所管いたします第63号議案,第64号議案について御説明申し上げます。 議案目次〔Ⅰ〕の27ページ,28ページをお願いいたします。あわせまして,附属資料の5ページ,6ページを御参照ください。 この2議案につきましては,消防自動車救急自動車の取得に当たって,春日井市議会の議決に付すべき契約及び財産の取得又は処分に関する条例第3条の規定により,議会の議決をお願いするものでございます。 議案目次〔Ⅰ〕の27ページをお願いいたします。 第63号議案 消防自動車の取得についてでございます。 物品内容は災害対応特殊小型動力ポンプ付水槽車で,取得価格は3,758万4,000円でございます。契約の相手方は碧南市古川町3丁目20番地2,丸八重整備株式会社でございます。 本車両は,平成12年1月に消防署高蔵寺出張所に配備いたしました小型動力ポンプ付水槽車の更新でございます。 続きまして,議案目次〔Ⅰ〕の28ページをお願いいたします。 第64号議案 救急自動車の取得についてでございます。 物品内容は災害対応特殊救急自動車で,取得価格は2,813万4,000円でございます。契約の相手方は春日井市浅山町1丁目1番55号,愛知トヨタ自動車株式会社春日井営業所でございます。 本車両は,平成19年2月に消防署南出張所に配備いたしました高規格救急自動車の更新でございます。 以上,消防本部が所管いたします第63号議案,第64号議案につきまして御説明申し上げました。よろしく御審議賜りますようお願い申し上げます。 ○議長(水谷忠成君) 文化スポーツ部長 伊藤和行君。     〔文化スポーツ部長 伊藤和行君 登壇〕 ◎文化スポーツ部長(伊藤和行君) それでは,文化スポーツ部が所管いたします第65号議案及び報告第11号,報告第12号について御説明申し上げます。 初めに,第65号議案 損害賠償の額の決定について御説明申し上げます。 議案目次〔Ⅰ〕の29ページをお願いいたします。あわせまして,附属資料の6ページを御参照ください。 本案は,平成23年10月3日に発生しました白山運動広場における施設事故についての損害賠償の額の決定についてお願いするものでございます。 損害賠償の額は461万7,267円,相手方は資料記載のとおりでございます。 事故の概要につきまして御説明申し上げます。 平成23年10月3日,相手方,当時9歳の男子が運動広場に少年野球を見に来られており,午後2時40分ごろ,広場に設置してありますトイレに入ったところ,内側のドアノブが外れ出られなくなりました。ドアをたたいた折に,ドアの枠とアルミ板の間にすき間ができ,そのすき間に右手小指が挟まった状態で不意にドアが開き,転倒した際に第1関節と第2関節の間で切断をされました。切断された指は縫合手術が行われ成功いたしましたが,平成25年6月13日に症状固定の診断がなされ,第1関節の屈曲運動について制限のある状態で後遺障害を残す結果となったものでございます。 再発防止策として,事故直後にトイレの一斉点検を実施し安全を確認するとともに,白山運動広場のトイレと同じ形のトイレは全て新たな形に交換をいたしました。 運動広場などのトイレにつきましては,常に安全に利用いただくため,週1回の清掃と点検を実施し,故障などがあった場合には速やかに事故防止の措置をとる体制をとっており,今後におきましても引き続き事故防止に努めてまいります。 これまで相手方の御両親と話し合いを続けてまいりましたが,提案いたしました損害賠償の額で合意に至りましたので,この決定をいただきたく,議案として提出をいたしました。 続きまして,報告第11号 平成27年度公益財団法人かすがい市民文化財団経営状況について御説明申し上げます。 議案目次〔Ⅱ〕の5ページをお願いいたします。 この報告は,地方自治法第243条の3第2項の規定に基づき,平成27年度の事業計画及び収支予算について御報告申し上げるものでございます。 初めに,事業計画について御説明申し上げます。 6ページをお願いいたします。 1は,財団が主催する芸術・文化の振興に関する事業でございます。 (1)の事業推進グループのうち,文芸系は自分史センターの運営を初め自分史関連事業を,美術系ではあいちトリエンナーレ地域展開事業などを,舞台系ではのだめカンタービレの音楽会を初め6ページ,7ページに記載の事業を行ってまいります。 (2)の施設サービスグループでは,舞台制作セミナーなどを実施してまいります。 8ページをお願いいたします。 (3)の広報コミュニケーショングループでは,情報誌「FORUM PRESS」の発行や友の会事業などを通じて,広報宣伝活動を実施してまいります。 2は,財団が市から委託を受けて行う芸術・文化の振興に関する事業で,第64回市民美術展覧会,第35回短詩型文学祭を実施いたします。 3は,市と財団の共催事業で,全国公募の第67回道風展,市民第九演奏会を実施いたします。 4は,財団が市からの指定管理者として文芸館及び市民会館の2施設の管理運営を行うものでございます。 続きまして,収支予算書について御説明申し上げます。 9ページをお願いいたします。 Ⅰの事業活動収支の部,1事業活動収入の(1)基本財産運用収入は利息収入として2万5,000円,(2)特定資産運用収入は利息収入として2万円,(3)事業収入は自主文化事業での入場料,受講料等として4,762万9,000円,(4)補助金等収入は3億2,622万8,000円で,その内訳は,市からの補助金収入として1億8,721万4,000円,文化事業の受託収入として609万7,000円,指定管理料収入として1億2,417万7,000円,文化事業に対する協賛金等収入として874万円でございます。(5)友の会収入は,財団友の会の会費335万円,(6)雑収入は27万円でございます。 以上,事業活動収入の合計は,3億7,752万2,000円でございます。 10ページをお願いいたします。 2事業活動支出ですが,初めに事業費の積算方法を変更いたしましたので,その変更点につきまして御説明申し上げます。 表の欄外に記載のとおり,26年度までは人件費全体を管理費支出の人事管理費として一括計上しておりましたが,今年度より各事業費をより明瞭化するため,支出科目ごとに人件費を計上するよう変更しておりますので,よろしくお願いいたします。 それでは,(1)事業費支出ですが,3億3,925万5,000円を計上し,その内訳は,自主文化事業費1億7,827万2,000円で,前年度比565万1,000円の減額につきましては,前年度よりも美術系事業の経費が少ないことによるものでございます。受託文化事業費は2,679万1,000円,受託施設管理運営費は1億3,419万2,000円で,前年度比224万3,000円の増額につきましては,文化フォーラムの修繕料の増加等によるものでございます。 (2)管理費支出では,事務局経費等に充てる一般管理費3,278万9,000円を計上したものでございます。 以上,事業活動支出の合計は3億7,204万4,000円となり,収入から支出を差し引いた事業活動収支差額は547万8,000円でございます。 次に,Ⅱ投資活動収支の部でございます。 1投資活動支出の(1)特定資産取得支出は,財団職員の退職手当積み立てとして退職給付引当資産取得支出547万8,000円を計上しております。 以上,投資活動支出の合計は547万8,000円となり,投資活動収支差額は投資活動収入がないことからマイナス547万8,000円でございます。この結果,当期収支差額はゼロとなり,前期繰越収支差額はございませんので,次期繰越収支差額はゼロとなっております。 続きまして,報告第12号 平成27年度公益財団法人春日井市スポーツ・ふれあい財団の経営状況について御説明申し上げます。 議案目次〔Ⅱ〕の11ページをお願いいたします。 この報告は,地方自治法第243条の3第2項の規定に基づき,平成27年度の事業計画及び収支予算について御報告申し上げるものでございます。 初めに,事業計画について御説明申し上げます。 12ページをお願いいたします。 1のスポーツ振興事業につきましては,12ページから15ページ中段にかけまして,生涯スポーツ教室事業を初めスポーツレクリエーション推進事業,スポーツ振興施策事業など,記載の事業を実施してまいります。 次に,15ページ下段の総合体育館を初め記載の4施設の管理運営事業につきましては,指定管理者として管理運営を行うものでございます。 16ページをお願いいたします。 屋外スポーツ施設維持管理事業につきましては,記載のグラウンド等を市からの委託を受け維持管理を行うものでございます。 2の野外活動振興事業につきましては,少年自然の家,都市緑化植物園及びその周辺の自然を活用して,17ページ上段にかけて記載の講座,イベント等を実施してまいります。 3の勤労者福祉増進事業につきましては,勤労福祉会館自主事業といたしまして,勤労福祉会館の会議室などを利用し,健康福祉増進教室や教養講座を開催するものでございます。 18ページをお願いいたします。 勤労福祉会館管理運営事業につきましては,指定管理者として管理運営を行うものでございます。 4の緑化振興事業につきましては,緑化推進・啓発事業として,落合公園管理棟において,植物に関する各種講習会や展示会を開催するもので,次の都市公園等維持管理事業では,市内の公園505カ所と落合公園管理棟などの維持管理を行うものでございます。 次に,収支予算書について御説明申し上げます。 19ページをお願いいたします。 Ⅰの事業活動収支の部,1事業活動収入の(1)基本財産運用収入は利息収入として1,000円,(2)特定資産運用収入は利息収入として25万円,(3)事業収入は4,951万5,000円で,スポーツ振興事業を初めとする記載の事業の受講料等の収入でございます。(4)受託事業収入は4億3,242万2,000円で,その内訳は,事業運営受託収入として少年自然の家などで行う野外活動振興事業などの収入765万9,000円,管理運営受託収入として財団が管理する5施設の指定管理料収入4億1,093万2,000円,維持管理受託収入としてグラウンドや公園などの維持管理受託収入として1,383万1,000円をそれぞれ計上しております。(5)補助金収入は5億3,597万7,000円で,市からの補助金でございます。(6)雑収入は3万3,000円でございます。 以上,事業活動収入の合計は10億1,819万8,000円でございます。 20ページをお願いいたします。 2の事業活動支出,(1)事業費支出として9億6,086万円を計上し,その内訳は,スポーツ振興事業費を初めとする記載の事業費の支出でございます。 前年度比1,488万6,000円の増額につきましては,新たにトレーナー1名と障害者雇用促進法に基づく身体障がい者2名の採用による人件費の増加などが主な理由でございます。(2)管理費支出として,事務局経費等に充てる一般管理費支出4,985万9,000円を計上しており,前年度比825万6,000円の減額につきましては,前年度の退職給付引当資産の積み立てに係る法人税等が減少したことによる租税公課支出の減少が主な理由でございます。 以上,事業活動支出の合計は10億1,071万9,000円で,収入から支出を差し引いた事業活動収支差額は747万9,000円でございます。 次に,Ⅱ投資活動収支の部でございます。 1投資活動支出の(1)特定資産取得支出は,財団職員の退職手当積み立てとして,退職給付引当資産取得支出747万9,000円を計上しております。 以上,投資活動支出の合計は747万9,000円となり,投資活動収支差額は,投資活動収入がないことからマイナス747万9,000円でございます。この結果,当期収支差額はゼロとなり,当期収支差額がゼロであることから,前期繰越収支差額200万円を次期繰越収支差額として計上するものでございます。 以上,文化スポーツ部が所管いたします第65号議案及び報告第11号,報告第12号について御説明申し上げました。よろしく御審議賜りますようお願い申し上げます。 ○議長(水谷忠成君) まちづくり推進部長 熊木雄一君。     〔まちづくり推進部長 熊木雄一君 登壇〕 ◎まちづくり推進部長(熊木雄一君) それでは,まちづくり推進部が所管いたします報告第4号及び報告第6号について御説明申し上げます。 議案目次〔Ⅰ〕の41ページをお願いいたします。 報告第4号 平成26年度春日井市松河戸土地区画整理事業特別会計繰越明許費の繰越しについてでございます。 この報告は,地方自治法施行令第146条第2項の規定により,繰越明許費の繰り越しについて御報告申し上げるものでございます。 繰り越しの内容につきましては,42ページ,43ページの繰越計算書により御説明申し上げます。 2款事業費,1項事業費,事業名,道路築造工事でございますが,平成27年第1回市議会定例会におきまして,区画道路6-4号線外1路線道路築造工事について,繰越明許費の設定をお認めいただきました490万円を平成27年度への繰越額としたものでございます。 以上,報告第4号について御説明申し上げました。 続きまして,議案目次〔Ⅰ〕の49ページをお願いいたします。 報告第6号 平成26年度春日井市松河戸土地区画整理事業特別会計予算の事故繰越しについてでございます。 この報告は,地方自治法施行令第150条第3項において準用する第146条第2項の規定により,事故繰越しについて御報告申し上げるものでございます。 繰り越しの内容につきましては,50ページ,51ページの繰越計算書により御説明申し上げます。 2款事業費,1項事業費,事業名,物件移転補償につきましては,支出負担行為額が5,968万8,000円,支出済額が2,984万4,000円,支出未済額は2,984万4,000円で,この支出未済額を平成27年度に繰り越したものでございます。 これは,区画整理区域内の補償物件について,平成26年度に物件移転補償契約を締結し,年度内の移転完了を目指しておりましたが,権利者の体調不良などにより動産の整理などの準備に想定以上に時間を要したことにより,移転完了が平成27年度にわたることが避けられないため,繰り越したものでございます。 以上,まちづくり推進部が所管いたします報告第4号及び報告第6号について御説明申し上げました。御審議のほどよろしくお願いいたします。 ○議長(水谷忠成君) 上下水道部長 小林敏夫君。     〔上下水道部長 小林敏夫君 登壇〕 ◎上下水道部長(小林敏夫君) それでは,上下水道部が所管いたします報告第7号及び第8号について御説明申し上げます。 初めに,報告第7号でございます。 議案目次〔Ⅰ〕の53ページをお願いいたします。あわせまして,附属資料9ページを御参照ください。 報告第7号 平成26年度春日井市水道事業会計継続費の繰越しについてでございます。 水道事業会計の継続費の繰り越しにつきましては,地方公営企業法施行令第18条の2第1項の規定により御報告申し上げるものでございます。 内容につきましては,54ページから55ページに記載の継続費繰越計算書で御説明申し上げます。 初めに,送水管二重化整備事業は,平成23年度から27年度までの継続事業で,26年度の予算残額7,178万9,150円を逓次繰越したものでございます。 次に,東神明配水場整備事業は,平成25年度から27年度までの継続事業で,26年度の予算残額3億9,890万6,640円を逓次繰越したものでございます。 続きまして,知多配水場整備事業は,平成26年度から28年度までの継続事業で,26年度の予算残額4億1,730万7,680円を逓次繰越したものでございます。 最後に,中央監視設備等整備事業は,平成26年度から27年度までの継続事業で,26年度の予算残額1億7,230万円を逓次繰越したものでございます。 次に,57ページをお願いいたします。あわせまして,附属資料10ページを御参照ください。 報告第8号 平成26年度春日井市水道事業会計予算の繰越しについてでございます。 春日井市水道事業の予算の繰り越しにつきましては,地方公営企業法第26条第3項の規定により御報告申し上げるもので,内容につきましては,58ページから59ページの繰越計算書で御説明申し上げます。 地方公営企業では,法第26条第1項の規定により建設改良費に限り予算を繰り越すことが認められております。 御報告申し上げます建設改良費は,上水道配水管布設に係る工事が4件でございます。 初めに,瑞穂通外1町の工事につきましては,中長期施設整備計画に基づき整備を進めております市民病院から南部ふれあいセンターまでの耐震化工事でございますが,関係機関との調整に時間を要したため繰り越しとなったものでございます。この工事につきましては,7月下旬に完了する予定でございます。 次に,牛山町の工事につきましては,市道101号線にかかる天王橋のかけかえ工事が繰り越しとなったことに伴い,配水管布設工事につきましても繰り越ししたものでございます。この工事につきましては,7月中旬に完了する予定でございます。 続きまして,高座町の工事につきましては,都市計画道路高座線道路築造工事が繰り越しとなったことに伴い,配水管布設工事につきましても繰り越ししたものでございます。この工事につきましては,6月末に完了する予定でございます。 最後に,田楽町の工事につきましては,民間の宅地開発に伴う受託工事で,開発における道路築造工事が遅延したことにより,配水管布設工事につきましても繰り越ししたものでございます。この工事につきましては既に完了しております。 以上,上下水道部が所管いたします報告第7号及び第8号について御説明申し上げました。よろしくお願い申し上げます。 ○議長(水谷忠成君) 健康福祉部長 宮澤勝弘君。     〔健康福祉部長 宮澤勝弘君 登壇〕 ◎健康福祉部長(宮澤勝弘君) それでは,健康福祉部が所管いたします報告第13号につきまして御説明申し上げます。 議案目次〔Ⅱ〕の21ページをお願いいたします。 報告第13号 平成27年度公益財団法人春日井健康管理事業団経営状況についてでございます。 この報告は,地方自治法第243条の3第2項の規定により,平成27年度の事業計画及び収支予算について報告するものでございます。 初めに,事業計画について御説明申し上げます。 22ページをお願いいたします。 1の基本方針につきましては,本市の指定管理者として,総合保健医療センター及び保健センターの維持管理を行うとともに,休日・平日夜間急病診療,健診等を実施し,市民の皆様の健康保持・増進に寄与するものでございます。 次に,2の事業計画の内容について御説明申し上げます。 (1)の休日・平日夜間急病診療につきましては,総合保健医療センターにおいて,休日及び平日の夜間における急病患者の診療を行うもので,患者数はインフルエンザ等の流行を見込み,合計で1万4,030人としております。 23ページをお願いいたします。 (2)の健診事業につきましては,疾病の早期発見及び疾病予防に対する意識の向上を図ることを目的に各種健診等を行うものでございます。 事業の内容といたしまして,総合保健医療センターにおいて,人間ドック及び各種の検診を行うほか,24ページ,25ページにかけまして,脳ドック,基本健診,生活習慣病予防健診,ヤング健診などを実施するものでございます。 (3)の健康づくり事業につきましては,健康づくりの実践と健康管理に対する意識の向上を図るため,26ページをお願いいたします,健診受診者を対象に事後支援講習会としてウオーキングや栄養料理実習などを実施するほか,市民を対象にさまざまな講習会,講座を開催するものでございます。 (4)の貸館事業につきましては,スポーツなどを通じて心身ともに健康的な生活を送るための活動を支援するため,運動訓練室などを貸し出すものでございます。 27ページ,(5)の施設管理につきましては,総合保健医療センター及び保健センターの維持管理を行うものでございます。 28ページをお願いいたします。 平成27年度収支予算書について御説明申し上げます。 Ⅰの事業活動収支の部,1事業活動収入の(1)基本財産運用収入は,基本財産に係る受取利息として1,000円,(2)の特定資産運用収入は,退職積立金に係る受取利息として7万円を計上しております。 (3)の事業収入の総額は1億7,581万6,000円で,休日・平日夜間急病診療の診療収入のほか,各種健診事業等の実施に伴う収入でございます。 (4)の補助金等収入の総額は7億4,838万8,000円でございますが,このうち春日井市補助金収入1億498万6,000円は両センターの事務局職員の人件費相当分を,また,春日井市指定管理収入6億4,340万2,000円は,休日・平日夜間急病診療や健診事業等の運営費及び施設管理に係る費用相当分をそれぞれ市から収入するものでございます。 (5)の雑収入を合わせまして,事業活動収入の合計は9億2,427万7,000円で,前年度より1億898万6,000円の増額となっておりますが,これは総合保健医療センターの開設に伴い,急病診療体制の拡充や光熱水費を初めとした施設管理に係る経費及び新たな健診・検査の費用などの増加によりまして,指定管理収入及び補助金収入が増額となったことが主な理由でございます。 29ページをお願いいたします。 2の事業活動支出でございますが,(1)の事業費支出7億36万7,000円は,休日・平日夜間急病診療及び健診事業などの運営に要する人件費,医薬品費,医療材料費,委託費のほか,運動訓練室などの貸し館事業に係る人件費などでございます。 (2)の管理費支出1億9,800万3,000円は,両センターの事務局職員の人件費を初め,施設の清掃及び保守点検などの施設管理費でございます。 事業活動支出の合計は8億9,837万円となり,前年度より1億894万3,000円の増額となっておりますが,主に総合保健医療センターにおける健診事業の拡充や施設管理業務の増加によるものでございます。 事業活動収支差額は,事業活動収入計から事業活動支出計を差し引いたもので,2,590万7,000円でございます。 次に,Ⅱの投資活動収支の部,1投資活動支出の(1)特定資産取得支出2,500万円は,職員の退職給付引当資産を,(2)の固定資産取得支出90万7,000円は,健康づくり事業で使用する体成分分析装置などの購入費用をそれぞれ計上するもので,投資活動支出の合計は2,590万7,000円でございます。 投資活動収支差額は,投資活動収入がないことからマイナス2,590万7,000円となり,事業活動収支差額に投資活動収支差額を加えた当期収支差額はゼロとなりますので,前期繰越収支差額と同額の1,918万4,000円を次期繰越収支差額とするものでございます。 以上,健康福祉部が所管いたします報告第13号につきまして御説明申し上げました。よろしく御審議賜りますようお願い申し上げます。 ○議長(水谷忠成君) 産業部長 天野 敦君。     〔産業部長 天野 敦君 登壇〕 ◎産業部長(天野敦君) それでは,産業部が所管いたします報告第15号につきまして御説明申し上げます。 議案目次〔Ⅱ〕の36ページをお願いいたします。 報告第15号 平成27年度勝川開発株式会社経営状況についてでございます。 この報告は,地方自治法第243条の3第2項の規定により,平成27年度の経営状況を御報告申し上げるものでございます。 37ページをお願いいたします。 平成27年度事業計画でございます。 1,不動産賃貸といたしまして,(1)から(5)に記載の賃貸業務を行います。 2,公の施設の指定管理者といたしまして,春日井市から指定管理者として委任を受け,(1)から(4)に記載の施設の運営と維持管理を行います。 3,施設管理といたしまして,(1)から(5)に記載の施設等の管理業務を行います。 38ページをお願いいたします。 4,子会社管理といたしまして,100%子会社であります株式会社ホテルプラザ勝川の経営指導等の管理を行い,定期的に経営状況の検証を行います。 39ページをお願いいたします。 平成27年度事業収支予算書でございます。 まず,1収益的収入及び支出の収入といたしましては,合計で3億5,384万3,000円を計上しております。その内訳でございますが,営業収入といたしまして,関係施設の賃料,利用料,指定管理料などを内容とするもので3億5,369万8,000円,営業外収入といたしまして,銀行などの預金利息,雑収入などを内容とするもので14万5,000円を計上しております。 支出といたしましては,合計で3億2,666万4,000円を計上しております。その内訳でございますが,営業費用といたしまして,ホテルやスポーツクラブなどの業務委託費,地代家賃,人件費などの経費を内容とするもので,3億2,666万4,000円を計上しております。 次に,2の資本的収入及び支出でございます。収入は計上しておりません。支出といたしましては,6,980万円を計上しております。その内訳でございますが,償還金といたしまして春日井市への借入金返済金でございます。 続きまして,3の資金収支でございます。 これはキャッシュフロー計算書に対応するものでありまして,受入資金といたしましては,合計で3億5,384万3,000円を計上しております。その内訳につきましては,上記1の表の収入欄の科目・金額と同様,同額でございます。 支払資金といたしましては,合計で3億5,051万9,000円を計上しております。その内訳でございますが,営業費用として,上記1の表支出欄の営業費用から,そこに含まれております減価償却費を除いた金額2億8,071万9,000円と,2の表の支出欄の償還金額でございます。 以上,差し引きで,単年度収支といたしまして332万4,000円のプラスを見込むものでございます。 なお,勝川開発株式会社の平成26年度の決算につきましては,おかげをもちまして8年連続の黒字決算を達成することができました。また,子会社であります株式会社ホテルプラザ勝川の平成26年度の決算につきましても,黒字決算を達成しております。今後も勝川開発株式会社に対しましては,既存事業を充実させるとともに安定した利益確保を目指した指導を行いまして,さらなる健全経営を図ってまいります。 以上,産業部が所管いたします報告第15号について御説明を申し上げました。どうぞよろしくお願いいたします。 ○議長(水谷忠成君) 以上で本日の日程は全て終了いたしました。 本日はこれにて散会いたします。                    午前11時27分 散会...